就労継続支援Ａ、Ｂ型から一般企業への就労って本当に可能なのでしょうか。誰がどんな支援をしてくれるのですか。

精神障害者の福祉施設で相談員をやっています。 １年半前は、就労継続支援Ｂ型で支援員をやっていました。 ＞就労継続支援Ａ、Ｂ型から一般企業への就労って本当に可能なのでしょうか 不可能ではありません。私の施設の利用者で、伊勢丹やセガミなどの会社に就職できた人は何人かいます。 ＞誰がどんな支援をしてくれるのですか 私が勤務していたＢ型では、 ①就労支援センター、 ②障害者職業センター ③障害者就業・生活支援センター などの機関と連携をとりながら、いくつかの支援をしています。 就労支援センターや障害者職業センター、障害者就業・生活支援センターでは、以下のような支援をしています。 ①実習先の提供 ②ハローワークと連携した、職探し ③ジョブコーチによる職場定着支援 特に③のジョブコーチは有効で、働きやすい環境を作ってくれます。 ジョブコーチの役割は、 ●仕事の手順ややり方を、職場の人にかわって教えてくれる ●定期的に職場を訪問し、悩み事や困っていることの相談に乗ってくれる ●雇用主と利用者との間に入って、色々な意味での調整をしてくれる などです。 これらの機関と連携を取りながら支援をするのですが、私の場合、時折職場を訪問し、ジョブコーチと同じような支援をしていました。 施設にもよるでしょうが、Ａ型でもこのような支援はしてくれるかと思います。 また、Ｂ型やＡ型で行われている作業は似ていますが、この作業そのものが、就労訓練として自立支援法上位置づけられています。 以上です。