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リファラル採用って有効なの?20代転職希望者にとってのメリットと注意点

2017年 3月 9日

キャリタスLINQマガジン

最近活発化してきている「リファラル採用」ってご存知ですか?リファラル採用とは自分の知人のネットワークを活用する転職方法です。皆さんのような20代の転職希望者にとって果たして有効なのか、なぜ活発化しているのか、活用する場合の注意点は何か、について解説していきます。

「リファラル採用」とは

リファラル採用とは、従来の縁故採用や、人材紹介エージェントなどを通しての非公開採用とは違い、皆さんの知っている人が社員として働いている、またはOB・OGの企業を紹介してもらって就職・転職する方法のことです。もともと盛んになったのはアメリカで、IT系企業を始めとする多くの企業で現在は取り入れられています。日本でも外資系企業や大手メーカーなどでこの方法がすでに採用されており、徐々に増加し、最近では新卒にもこの動きが広まってきています。

企業にとってのメリット

では、なぜ多くの企業が取り入れようとしているのでしょうか?

まず、企業にとっては、自社をよく知っている社員やOB・OGからの紹介なので、「この人が自社の社風に合うかどうか、今後の自社のビジネスにとって必要な人材かどうか」というフィルターを一旦通し、面接できる大きなメリットがあります。人材紹介エージェントを通した紹介では、転職者と企業との社風や文化、考え方のミスマッチをなかなか防ぎにくいという問題がありました。その点、リファラル採用は自社の雰囲気を肌で知り、業務内容をよくわかっている人からの紹介で、どんな人材がパフォーマンスを上げやすいかも知っているケースが多くあります。そのため「企業風土に合いやすく定着率がよい」「即戦力としてすぐに業務で力を発揮してくれる」などの評価が高まり、広がりつつあるのです。

一方、従来の縁故採用は有力な取引先や役員の血縁関係者などが主で、希望者の能力や適性を公平に判断しにくく、強く勧められると断りにくい一面がありましたが、リファラル採用では公平に選考して採用するかどうかを判断できます。

また、人事にはない視点を広げてくれる、というメリットもあります。現場やちがう部署の社員から「この人のスキルや姿勢はうちの〇〇の仕事にこれから必要なものだ」というような提案をされることもあり、企業全体で視野を広げて、より自社に合う人を発掘しやすくなるのです。

転職希望者にとってのメリット

では、転職希望の皆さんにとって、どんなメリットがあるのでしょうか?

それは実際にその企業をよく知る人から充分話を聞いたうえで応募し、入社できる、という点です。リファラル採用は企業からの指示によるリクルーター制度とは違い、皆さんの知人が自発的に会社にコンタクトするかどうか決めるやり方です。そのため、皆さんが自社に合うかどうか、自社を皆さんに紹介したいよい会社だと思っているどうか、また、自社の欠点はどこか、給与などの待遇も合わせて話してくれるはず。応募先について客観的な意見を聞くことができるでしょうし、質問にも答えてくれるでしょう。「働いている(いた)人がいい会社だと思って紹介してくれる」ということで、その企業を信頼できるかどうか、より判断しやすくなるのではないでしょうか。

20代転職希望者のネットワーク活用法と注意点

そして最後に、実際に転職を希望している場合のネットワーク活用法と注意点です。

まず、皆さんの今までの人的ネットワークをできるだけ活用しましょう。学生時代の部活動やサークル、ゼミや研究室のネットワークをはじめ、アルバイト、ボランティア活動、インターンシップ、前職や社外のセミナーで知り合った人など、これまで自分が関わった人達の中に、自分の希望と近い業界で働いている人がいないか探してみましょう。最近は社員に積極的にリファラル採用を呼びかけている企業が増えていますので、希望業界で働いている知人がいたら、転職を考えていることを相談してみるとよいでしょう。

ただ、もちろん「押し売り」は難しいと思ってください。相手は、これから長い間自社で一緒に働くのにこの人は合っていそうかどうか、で判断をするはずです。「うちの会社のやり方には合わなそう」と率直な意見をもらった場合は、貴重な役立つ情報として受け取りましょう。また、まだ仕事を辞めていない人は、現職で知り合った取引先や自分の会社の先輩などに相談するのは非常に注意が必要です。「誰にも言わないでほしい」と頼んでも噂は広まるものです。転職が決まる前に自分の会社に話が広まってしまわないように、よほど信頼関係ができている人か、少なくともすでに退職して違う会社に行っている人などへの相談に留めたほうがよいでしょう。

いかがでしたか?有効な部分が多い「リファラル採用」、今後ますます普及していくことが予想されます。皆さんもぜひ転職先企業選びの選択肢の一つとして取り入れてみてはいかがでしょうか。

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