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ステーキの焼き方、メイク、救難?新人CA訓練の内容を公開

2017年 6月 5日

CA Media

CAの新人訓練で教わることとは?

航空会社に入社したCAの卵たちは、すぐにフライトを始めるわけではありません。

数か月の訓練を経て、ようやくCAとして乗務を開始することができます。

新人訓練で教わることはさまざまな内容で、お飲み物やお食事のサービスの練習だけでなく、保安要員として重要な救難訓練も行われます。

その中には、「こんな訓練があるの?」と驚くような内容も。

今回はちょっと意外な新人訓練の内容の一部を、皆様にお伝えしちゃいます。




食事のサービスの訓練では本物のステーキを焼く?

食事のサービスはCAの業務の基本ですので、訓練にもかなりの時間が割かれます。

その中でも新人CAが苦しむのは、ステーキの焼き加減です。

ファーストクラスではステーキの焼き加減をお客様にお伺いし、お好みの状態で提供するのが基本です。

ミディアムレアに焼き上げるためにはオーブンを決められた時間セットするだけでは足りません。

肉の大きさのわずかな違いや、その時のオーブンの温まり具合など、細かく気を遣わないと目標の焼き上がりにはなりません。

一度焼きすぎてしまうと取り返しがつかないので、新人CAにとってはステーキの焼き加減をみるのは心臓が飛び出しそうになるくらいの緊張でした。

訓練所でも、通常は模型のステーキで練習しますが、訓練最終日だけは本物のステーキで焼き加減を見るチャンスがありました。

お食事のサービスの授業はCA役とお客様役とに分かれて行いますので、その時のCA役の訓練生は貴重な練習の機会が持てて幸運ですし、お客様役になれた訓練生も、美味しいステーキを味わえるという役得がありました。




赤ちゃんのお世話から、メイクの授業まで?

学校を卒業したばかりの新人訓練生の中て、赤ちゃんを抱いたことがある者はそれほど多くありません。

機内では赤ちゃん連れのお客様も多く、お母様がお手洗いに行かれる間、抱いていてほしいと頼まれることもあります。

そのため、赤ちゃんの人形を使って抱っこの仕方や、機内でのミルクの温め方を習う授業もありました。

ミルクが適温か知るために、一滴を手首の内側に垂らし、「熱くもなく冷たくもない」という人の肌の温度にするようにと教わります。

これは、将来子どもができた時にも役立つ情報ですね。


また、化粧品会社の社員の方に来ていただき、メイクの仕方を教わる授業もあります。

機内は照明が暗いため、CAの顔が健康的に映るよう、やや濃い目のメイクが良いと教わります。

筆者も、「人間の顔は左右対称でないため、眉の書き方も同じ形にこだわり過ぎなくては良い」とアドバイスを頂いたのを覚えています。


プロに教えていただける貴重な経験です。




本番さながらの緊急時の脱出訓練

緊急時の脱出訓練は、普段通っている訓練所とは別の場所で行われます。

飛行機の内部がそっくりそのまま再現されている模型の中で行うので、緊張感が高まります。

着陸時に衝撃があるという想定の訓練では、機内が真っ暗になりライトだけが点滅したり、機内火災が起きたという想定の訓練では、実際にスモークがたかれたりと本格的です。

飛行機からの脱出訓練では、海に見立てられたプールに向かって脱出するためのボートが実際に膨張します。

皆でボートに乗り込むところまで行われるので、新人にとっては本当に勉強になる訓練です。




いかがでしたでしょうか。

今回は、CAの新人訓練の内容の一部をご紹介させていただきました。

訓練生のころはテストに追われて辛い気持ちもありましたが、フライトを始めてからとても役立つ内容だったことに気が付きます。

数か月一緒に学ぶ同期のCA達とは、辛い訓練を乗り越えて一気に団結も深まる機会でもあります。

少しでもご参考になりましたら幸いです。

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