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大手旅行代理店の社内公募でLA勤務を叶えた彼女がやってきたこと

2017年 7月 10日

日刊キャリアトレック

日刊キャリアトレック編集部が海外勤務の経験がある若手ビジネスパーソンに海外で働くまでの話や海外での仕事について聞いてみました。

今回お話をしてくれた方:小嶋さん(仮名)/専門学校卒/大手旅行代理店勤務

学生時代からよく海外旅行に行っていたこともあり、海外転勤ができる旅行代理店に就職しました。

入社後はまず日本の店舗でお客さまの希望に沿った旅行プランやホテルの手配、各種手続きなどを担当。お客さまが旅行プランを選ぶときには、まるで自分も同行するかのような気分で相談に乗らせていただき、非常にやりがいを感じていました。

国内で4年間ほど働いた後、海外勤務の希望者を募る社内公募に手を挙げました。

希望勤務地については、迷わずアメリカ・ロサンゼルスを選択。なぜLAかというと、学生時代の留学で生活の基盤ができていたこと、流暢ではないものの生活に困らない程度の英語力があったことなどがあります。

その後、希望通りLA支店へ異動が決まりました。

仕事の難度が上がり、転勤当初は苦労も

LAで配属されたのは、ツアーの企画制作という会社が強みとしている部署でした。

現地のお店と交渉して提携を結んだり、旅程を組んだりする業務を担当。以前と比べ仕事の難度が上がったと感じていました。

社内は日本語が使えるため、安心して仕事を進められますが、一歩外に出ると海外で働いているということを実感。そういう時に、海外に会社の一員として送り出された責任感と、仕事に対する熱意がより一層高まった気がしました。

海外で営業を担当するとなると、英語は必要不可欠です。語学勉強も頑張ったつもりでしたが、言語の壁はどうしても発生します。細かなニュアンスが伝わらないなど、転勤当初はとても苦労しました。

ハリウッドにビバリーヒルズ……充実したLAライフ

LAは都会なので、暮らしていて飽きたことは一度もありません。

休みの日はビーチへ行ったり、ダウンタウンのバーでお酒を飲んだり、ハリウッドやビバリーヒルズへ行ってショッピングをしたりと、非常に充実していました。

アメリカの中でも日本人が多い都市なので、日本食レストランも豊富。日本でおなじみの牛丼チェーンもあります。一方、ジャンクフードばかりの国に思われがちですが、野菜も新鮮で、食生活は全く困ることはありません。

他にもLA近郊でオプショナルツアーとして使える場所はないかと同僚と共に仕事としてドライブへ行くなど、とても楽しい生活を送っていました。

海外勤務に選ばれやすい人材の特徴

海外で働きたいなら、たとえ日系企業であっても英語やその地域の言語は最低限のレベルは身につけておいた方がいいです。

仕事で必要だからということもありますが、それ以外にも、語学を身につけておくと希望の勤務地に転勤するのに有利になります。私自身も海外勤務を志望した際は、英語が得意だということをアピールしました。

会社では私以外にも、配属先の国の言語を使いこなせたり、住んでいた経験があったり、その地域に馴染みやすい社員ほど、優先的に海外勤務に選ばれていた印象があります。

海外では、語学など仕事に取り組むまでの準備が必要になりますが、そうした現地と馴染みやすい人材はその部分が省略できるため、選ばれやすいのだと思います。

「学んでこい」。今も感謝する上司の言葉

その後、私は会社を退職。今は一時帰国し、アメリカ永住権を申請している最中です。

在職中に知り合った男性と結婚、私にとって海外転勤は、新たな自分を見つける最高のチャンスでした。 LAへ行く際、「たくさん学んでこい」と背中を押してくれた上司には、今でも感謝の気持ちでいっぱいです。

LAで過ごしたのは3年あまりですが、今後はその経験を活かし、現地で旅行関連の起業ができればと考えています。LAは通常のツアーだけではカバーしきれないくらい魅力がたくさんあり、いくら時間があってもすべてを観光するには足りません。

その魅力をいかに凝縮し、伝えられるか。そのことに焦点を当て、いまプランを練っています。LAにかぎらず、少しでも海外勤務に興味があれば、一度は異動や転職などの手段を使い、挑戦してみることをお勧めします。

(了)

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